D20SL-卓上型  標準型 機械上部(乳棒)昇降型-


石川攪拌擂潰機 D20SL 標準型 卓上型 機械上部(杵)昇降式

D20SL全景

D20SL乳棒軌跡曲線アニメーション

D20SL

卓上型  標準型 機械上部(乳棒)昇降型

特長

  • 石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、コンパクト設計を実現。
  • ステンレス筐体採用により耐薬品性が向上し、実験室やクリーンルームでの使用用途が拡がる。
  • 乳棒回転部が昇降し、乳鉢や乳棒の交換作業、擂潰後の擂潰物の取出し、機械清掃が容易。
  • 卓上型のため、ドラフトチャンバーやグローブボックス内での使用が可能となり、有機溶剤等を含んだ物質の擂潰もカバー材質を選べば可能。

好適使用事例

  • 実験室の自動乳鉢として、水準の多い試験に最適。
  • グローブボックスを用いてアルゴンガス雰囲気内でのスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練、粉砕。
  • ドラフトチャンバー内で溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • ボールミルや遊星ボールミルに比べて、加工エネルギーが小さく、メカニカルアロイング、メカノケミカルでの材料開発に好適。
  • 分析の前処理用自動乳鉢として、試料の微粒子化、均質化に多く用いられてます。とくに、モータートルクが高いため、粉体の前処理のみならず、スラリーや高粘度試料の均一な分散にも用いることが出来ます。
  • 全固体電池材料開発に最適です
    • 精密な混合・粉砕が可能:導電助剤、バインダーとの混合しながら、粉砕が出来る
    • 温度上昇しにくい:乳鉢の熱容量が大きいため、処理熱が材料に伝わりにくい
    • 小型でコンパクトな操作:グローブボックスに入るコンパクトサイズ
    • 効率的な少量試作:独自技術により0.5gの加工を実現
    • 均一な粒度分布を実現:負極材料では均一な粒度分布が重要でその混合・粉砕に最適

性能

型式 D20SL
回転方式 OR式 (*1)
磁器乳鉢 内径(mm) 254
深さ(mm) 140
加工容積(L) 2
機械外寸 奥行(mm) 615
幅(mm) 422
高さ(mm) 550(740)
電源 単相 100~120V 電力(kW) 0.12
乳棒数 タイプ/本数 防塵型/2
かき棒
重量(kg) 50

※高さの括弧は乳棒部上昇時の寸法

(*1) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転せず、乳棒を公転させながら乳棒自身が自由回転する機構。

製品の動き&基本操作

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D20SLカタログ
2-2.小型機_D20SLカタログ.pdf
PDFファイル 558.7 KB

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